片丘メルロ2020

二大オーク材産地の樽で育成した「片丘メルロ2020」2種、3月1日リリース。

このシリーズは昨年、ワイナリー設立後初の赤ワインとしてリリースし、フランスの品評会で最高金賞を受賞!
今回はその2作目とあって期待も大きい。

【味村氏のコメント】
まだ瓶詰めして1カ月半しか経っていないので、お手元に届いてから少しボトルを休ませて、4月以降くらいになって抜栓していただくと美味しく飲めると思います。(本領発揮は今年の秋以降だと思います。)
無濾過のため滓が出ますので、デカンテーションして飲んで頂くと、更に美味しくなります。このワインは長期熟成タイプに仕上げていますので、5年後10年後の抜栓にもご期待ください。

プライムシリーズ ストーリー


プライムとは

「プライム」とは、形容詞で、首位の・主な・最重要な・優良の・最良の・第一級の・極上の・すばらしい、等。
また名詞で、全盛・最上級・極上・初期・素数、等という意味。
素数は、正確には「プライムナンバー」ですが、「プライム」のみでも素数の意味があります。
今回の「プライムシリーズ」は、優良なメルロワイン、極上なメルロワインのシリーズを表します。


ナンバーの意味

また素数は縁起の良い数字とも言われており、401、503、601も縁起の良い数字と言われています。
DKのメルロを醸すタンクにも、この401、503、601のナンバーのタンクがあり、今回のワインもこれらのタンクも使用して醸造された物です。

素数は未だ規則性が発見されていません。割りきることのできない数を探す旅のようにメルロ葡萄から最良のワインの味を引き出す方法もまた法則はなく、だからこそ魅力に溢れていると言えます。
素数のように、神秘的で、美味しいワインを追い求めて出来たワインです。


デザイン

ラベルのデザインは、この素数について、あるルールに基づいて2次元平面に並べ、可視化した図案です。
(「ウラムの螺旋」と言われています)
各ラベルの右側の縦の色は、昨年リリースした「片丘メルロ」の色を踏襲しており、
401は、アメリカンオーク育成(青色)
601は、フレンチオーク育成(赤色)です。
501については、アメリカン・フレンチのそれぞれの樽の良さを引き出すように、バランス良くブレンドしており、緑色にしています。


育成

各ワイン共、樽で約7か月間育成しています。
8月上中旬の瓶詰めですので、まだ若いところがあるかもしれませんが、既に美味しく頂けます。
また、今後の瓶熟成により、香味は格段に良くなると思います。


~ドメーヌ・コーセイ~